検索意図の調べ方|読者が知りたいことを1文にする4ステップ

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ブログの検索意図の調べ方 知りたいことを1文に(アイキャッチ)

検索意図は、上位の記事・検索候補・知恵袋の3つを見て、最後に1文にまとめれば調べられます。

キーワードは決めた。読む人も決めた。それでも書き始めると、あれも説明したい、これも入れておきたいと話が広がって、気づけば何の記事なのかわからなくなる。けっこうありますよね。

原因はたいてい、「読者が何を知りたくて検索したのか」をつかまないまま書き始めていること。この「知りたいこと」を、検索意図と呼びます。

この記事では、検索意図をわかりやすく説明して、調べ方を4ステップにまとめました。最後に「読者が本当に知りたいこと」を1文にして、それを導入と見出しに入れるところまで進めます。

この記事でわかること

  • 検索意図の意味(専門用語をやさしく解説)
  • 検索意図を外した記事が読まれない2つの理由
  • 検索意図の調べ方4ステップと、調べた結果を導入・見出しに入れる方法
  • 書く前と書いた後に使えるチェックリスト

先に、40秒の動画で全体の流れをまとめました。音が出るので、音量に気をつけて再生してください。

目次

検索意図とは「その言葉で検索した人が、本当に知りたいこと」

検索された言葉と、その裏にある本当に知りたいこと(検索意図)の違いを示す図

検索意図は、ひとことで言うと「その言葉で検索した人が、本当に知りたいこと」です。検索窓に打ち込まれた言葉そのものではなく、その裏にある目的のほうを指します。

LINEでたとえると、わかりやすいかもしれません。友だちから「明日ひま?」と来たら、相手は明日の予定そのものを知りたいわけではありませんよね。たぶん、何かに誘いたい。だから「ひまだよ」だけ返すより、「ひまだよ、どうしたの?」と返したほうが話が早く進みます。

検索も同じです。たとえば「キーボード 打鍵音 うるさい」と検索する人。打鍵音がうるさい理由を学びたいわけではなく、知りたいのはたぶん「今すぐ音を小さくする方法」か「静かなキーボード」のどちらかです。

検索された言葉言葉どおりの意味本当に知りたいこと(検索意図)
明日ひま?(LINE)明日の予定一緒に何かしたい
キーボード 打鍵音 うるさい音がうるさい理由音を小さくする方法、静かなキーボード
ブログ 書き方文章の書き方読まれる記事を書けるようになりたい

記事は、この「本当に知りたいこと」に答えるために書きます。言葉どおりに答えるだけでは、読者は「そうじゃないんだけど」と感じて戻ってしまいます。

検索意図に触れない導入は、数行で閉じられる

検索意図に触れない導入は数行で閉じられ、触れた導入は読み進めてもらえることを示す比較図

読者は、導入の数行を読んだ時点で、この記事に答えがありそうかどうかを判断しています。そこで自分の知りたいことが出てこなければ、本文まで読まずに戻ってしまいます。

検索した人は、答えを探している途中です。検索結果には同じテーマの記事がずらっと並んでいるので、1本の記事をじっくり読み込む理由がありません。「ここじゃなさそう」と思えば、すぐ次の記事へ。

たとえば「キーボード 打鍵音 うるさい」で検索して開いた記事が、「キーボードにはいくつかの種類があります」から始まっていたらどうでしょう。音の話がいつ出てくるのかわからないまま、スクロールする気にはなかなかなれません。

だから導入では、最初の数行で検索意図に触れます。中身がどれだけよくても、導入で閉じられたら読まれないのと同じだからです。具体的な書き方は、このあと例文つきで紹介します。

話題を広げると、知りたいことが少ししか書かれない記事になる

話題を広げた記事は知りたいことが少ししか書かれず、検索意図が主題の記事は全体が答えになることを示す比較図

検索意図をそのまま記事の主題にしていれば、話はぶれません。困るのは、それより少し広い話題を扱ったときです。

「キーボード 打鍵音 うるさい」の記事で、キーボードの種類、スイッチの違い、おすすめの機種、選び方のコツ…と広げていくと、どれも関係はありそうに見えます。ところが書き終えて読み返すと、読者が知りたかった「音を小さくする方法」は、最後のほうに数行あるだけ。こういう記事は、本当によくあります。

書いている本人は、親切のつもり。でも読者から見ると、知りたいことを探して長い文章をスクロールさせられる記事です。読む人にとって、これはけっこうなストレスなんですよね。

検索意図は、書く範囲を決める線引きにもなります。その記事で答えるのは検索意図だけ。関係はあるけど検索意図とは別の話は、別の記事にします。キーボードの種類やおすすめ機種の話は、それを知りたい人に向けて別の記事で書けばいいんです。

検索意図の調べ方は4ステップ。最後に1文にまとめる

上位記事の見出し、検索候補と関連する質問、知恵袋を見て、検索意図を1文にまとめる4ステップの図

検索意図は、実際に検索して、ほかの人の記事と生の悩みを見ればわかります。難しいツールは要りません。次の4ステップで調べられます。

  1. キーワードで検索して、上位の記事の見出しを見る
  2. 検索窓の候補と「他の人はこちらも質問」を見る
  3. 知恵袋で、同じ悩みの質問を読む
  4. 読者が本当に知りたいことを1文にまとめる

ステップ1:キーワードで検索して、上位の記事の見出しを見る

まずは、記事にしたいキーワードを自分で検索します。上から5〜10本ほど記事を開いて、見出しだけをざっと見ていきます。本文まで読む必要はなし。

見るポイントは、多くの記事に共通している見出しです。たとえば上位の記事の多くに「打鍵音を小さくする方法」のような見出しがあれば、そこが読者の一番知りたいことだと考えられます。Googleは読者の役に立つ記事を上に出そうとしているので、上位の記事は検索意図のヒントになります。

ステップ2:検索窓の候補と「他の人はこちらも質問」を見る

次に、検索窓にキーワードを打ち込んだときに出てくる候補(サジェストと呼ばれます)を見ます。「キーボード 打鍵音」と打てば、続けてよく検索されている言葉が並びます。

検索結果の途中に出てくる「他の人はこちらも質問」も見ておきます。並んでいるのは、同じキーワードで検索した人がほかに気にしている疑問。読者が次に知りたくなることを先回りして書くときに使えます。

ステップ3:知恵袋で、同じ悩みの質問を読む

Yahoo!知恵袋で、キーワードに近い質問を探して読みます。知恵袋の質問には、検索キーワードには出てこない「状況」が書かれているのが強みです。

たとえば「在宅勤務で、会議中に打鍵音がマイクに入ってしまう」「夜に打っていると家族に言われる」といった状況です。なぜ困っているのかがわかると、記事で答えるべきことがぐっと具体的になります。質問文の「状況」と「困っていること」をメモしておきましょう。

ステップ4:読者が本当に知りたいことを1文にまとめる

最後に、ここまでで見えたことを1文にまとめます。「〇〇で困っている人が、本当に知りたいのは△△」の形にすると書きやすいです。

検索意図の1文の例

打鍵音で家族や会議の相手に迷惑をかけていないか気になっている人が、本当に知りたいのは「今のキーボードのままで音を小さくする方法」と「静かなキーボードの選び方」。

この1文が、記事の主題になります。ペルソナの作り方で決めた1文が「誰が、読み終えてどうなりたいか」なら、検索意図の1文は「そのために何を知りたいか」。2つをセットにしておくと、誰に何を答える記事なのかがはっきりします。

調べている途中で見つかったほかの疑問は、1文に関係なければ別の記事のネタに回します。

調べた検索意図は「導入の3行」と「見出し」に入れる

検索意図からずれた見出しと、検索意図に合った見出しの比較表

検索意図は、調べただけでは記事に効きません。導入の最初の3行と見出しに入れて、初めて読者に伝わります。

導入では、読者の悩みに触れて、「その答えはこの記事にあります」と早めに伝えます。下の2つを比べてみてください。

検索意図からずれた導入

キーボードには、メンブレン、パンタグラフ、メカニカルなど、いくつかの種類があります。まずはそれぞれの特徴から見ていきましょう。

検索意図に合った導入

夜にキーボードを打っていて、家族に「音がうるさい」と言われた。そんなときは、いきなり買い替えなくても、今のキーボードのままでできる対策から試せます。この記事では、すぐできる対策と、買い替えるときの静かなキーボードの選び方を紹介します。

ずれた導入も、書いてある内容自体は正しいんです。ただ、音に困っている人が知りたいことにはまだ触れていません。合った導入は、最初の一文で「自分のことだ」と思ってもらえて、この先に答えがあることもわかります。

見出しも考え方は同じ。見出しだけを上から読んで、検索意図の答えが前半に見つかる並びにしておきます。

検索意図からずれた見出し検索意図に合った見出し
キーボードの種類と特徴打鍵音を小さくする方法3つ
スイッチの違い今のキーボードのままでできる対策
おすすめのキーボード買い替えるなら、静かなキーボードの選び方

書く前・書いた後に使える検索意図チェックリスト

書く前の3項目と書いた後の4項目からなる検索意図のチェックリストの図

検索意図は、書く前に決めて、書き終えたらもう一度確かめます。書いているうちに、どうしても話は広がっていくからです。

書く前のチェック

  • 上位の記事の見出しを5本以上見たか
  • 知恵袋などで、読者の「状況」を1つ以上つかんだか
  • 「〇〇で困っている人が、本当に知りたいのは△△」の1文が書けたか

書いた後のチェック

  • 導入の3行以内で、読者の悩みと「答えがここにある」ことに触れているか
  • 見出しだけを読んで、検索意図の答えが前半にあるか
  • 検索意図と関係のない話が、長く続いていないか
  • 読み終えた人が、知りたかったことを1つ持ち帰れるか

引っかかる項目があったら、1文に戻ります。たいていは、関係のない話を削るか、答えを前に持ってくるだけで直ります。

この記事自体も、同じ手順で作っています。想定した読者は「キーワードは決めたけど、何をどこまで書けばいいか迷って、記事が広がりがちな人」。検索意図は「話がぶれない記事を書くために、何に答えればいいか知りたい」と考えました。導入でそこに触れられていたか、よければ読み返してみてください。

まとめ:検索意図を1文にして、導入から答えに入る

この記事のポイントです。

  • 検索意図とは、その言葉で検索した人が本当に知りたいこと
  • 導入で検索意図に触れていないと、数行で閉じられる
  • 話題を広げると、知りたいことが少ししか書かれない記事になる
  • 調べ方は「上位記事の見出し → 検索候補と関連する質問 → 知恵袋 → 1文にまとめる」の4ステップ
  • 1文にした検索意図は、導入の3行と見出しに入れる

読者が知りたいことがわかったら、次はそれに答える順番を決めて、記事の骨組みを作ります。作り方は次の記事で解説しています。ブログ記事の構成の作り方|テンプレートで迷わず書ける5ステップ

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