ブログ記事の構成の作り方|テンプレートで迷わず書ける5ステップ

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ブログ記事の構成の作り方 迷わず書ける設計図(アイキャッチ)

記事の書きやすさは、書き始める前の構成でほぼ決まります。

書く内容は決まっているのに、いざ書き始めると「次に何を書けばいいんだっけ」と手が止まる。書き終えて読み返したら話の順番がちぐはぐで、直しているうちに一日が終わる。

私も何度もやりました。

この記事では、見出しを並べるだけで記事の骨組みができる構成の作り方を、5つのステップとテンプレートでまとめました。型に合わない記事のときに、どこを崩していいかもあわせて書いています。

この記事でわかること

  • 構成とは何か、なぜ書く前に作るのか
  • 構成の作り方5ステップ
  • そのまま使える構成テンプレート3つ
  • テンプレートを崩していい場面と、書く前のチェックリスト

先に、35秒の動画で全体の流れをまとめました。音が出るので、音量に気をつけて再生してください。

目次

構成は「見出しだけ読めば話が通じる設計図」

構成なしで書くと迷い、見出しを先に並べると迷わず書けることを示す比較図

構成とは、記事の見出しを、読者が読む順番に並べたものです。見出しだけを上から読んで、記事の結論と流れがわかる状態になっていれば、構成はできています。

Googleマップでたとえると、イメージしやすいと思います。出かける前に、目的地を入れてルートを出しますよね。どの道を通って、どこで曲がるかが先にわかっているから、迷わずに着けます。

記事も同じで、目的地は「読者が知りたいことに答えること」。構成は、そこまでのルートです。ルートを決めずに走り出すと、途中で寄り道したり、同じ道をぐるぐる回ったりします。

構成なしで書く構成を作ってから書く
書いている途中次に何を書くか毎回迷う次の見出しを埋めるだけ
書き終えたあと順番を入れ替える直しが多い直しは言い回しくらい
読者から見ると話があちこちに飛ぶ知りたいことに順番に答えてくれる

構成の前提になる「誰に書くか」と「何に答えるか」は、ペルソナの作り方と検索意図の調べ方で決めたものを使います。まだの人は、先にそちらを読んでおくと進めやすいです。

書いたあとで順番を入れ替えても、記事はよくならない

書いたあとで段落を入れ替えると、前後がかみ合わず修正が増えるのに、記事の質はほぼ変わらないことを示す流れ図

書き終えてから段落の順番を入れ替えても、記事のクオリティはほとんど上がりません。上がるのは、話が少しわかりやすくなるくらいです。

それなのに、手間はかなりかかります。段落を入れ替えると、前後の話がかみ合わなくなるからです。「先ほど説明したとおり」と書いた段落が前に来てしまったり、まだ出てきていない言葉を使っていたり。そのつじつまを合わせるために、文を足したり消したりする作業がどんどん増えていきます。

私も以前は、思いついた順に書いて、あとから並べ替えていました。でも、直しても直しても記事がよくなった感じはしない。かけた時間のわりに、中身は最初とほとんど同じ。正直、むなしい作業でした。

だから、順番は書く前に決めておきます。見出しの段階なら、入れ替えるのは1行ずつ。つじつま合わせの修正もいりません。

構成の作り方は5ステップ

検索意図を1文にする、上位記事の見出しを集める、読者の疑問を書き出す、疑問が浮かぶ順に並べる、見出しを結論の形に直す、の5ステップの図

構成は、検索意図の1文から逆算して、次の5ステップで作れます。メモ帳でもスプレッドシートでも、見出しを書き出せるものなら何でも大丈夫です。

  1. 検索意図を1文にする
  2. 上位の記事の見出しを集める
  3. 読者の疑問を書き出す
  4. 疑問が浮かぶ順に並べる
  5. 見出しを結論の形に直す

ここでは、検索意図の調べ方でも使った「キーボード 打鍵音 うるさい」を例に進めます。

ステップ1:検索意図を1文にする

最初に、この記事で答えることを1文にします。検索意図の調べ方で作った1文があれば、それをそのまま使ってOK。

例

打鍵音で家族や会議の相手に迷惑をかけていないか気になっている人が、本当に知りたいのは「今のキーボードのままで音を小さくする方法」と「静かなキーボードの選び方」。

この1文が、構成のゴールになります。このあと出てくる見出しは、すべてこの1文に答えるためのものです。

ステップ2:上位の記事の見出しを集める

検索意図を調べるときに見た上位5〜10本の記事の見出しを、今度は1か所に書き出します。何本もの記事に出てくる見出しは、入れておきたい話題です。

ただ、集めた見出しをそのまま並べると、ほかの記事と同じものしかできません。ここで集めるのは「入れたほうがいい話題の候補」まで。並べ方は自分で決めます。

ステップ3:読者の疑問を書き出す

次に、読者がこのテーマで思い浮かべそうな疑問を、思いつくだけ書き出します。検索意図を調べたときのメモ(知恵袋の質問や「他の人はこちらも質問」)が、そのままヒントになります。

例:書き出した疑問

  • なんで自分のキーボードはこんなにうるさいの?
  • 今のキーボードのまま、音を小さくできる?
  • どれくらい静かになる?
  • 買い替えるなら、何を選べばいい?
  • 静かなキーボードって打ちにくくない?

疑問が見出しの材料になります。検索意図の1文に関係のない疑問は、ここで外しておきます。

ステップ4:疑問が浮かぶ順に並べる

書き出した疑問を、読者の頭に浮かぶ順番に並べます。迷ったら、一番知りたいことを前に置きます。

打鍵音で困っている人なら、まず知りたいのは「今すぐ音を小さくする方法」。原因の説明は、そのあとで十分。買い替えの話は、今あるものでの対策を試したあとに読みたくなるので、さらに後ろに置きます。

ステップ5:見出しを結論の形に直す

最後は、並べた疑問を見出しの言葉に直す作業。このとき、疑問の形や単語だけの見出しではなく、答えがわかる形にします。

疑問・単語の見出し結論の形の見出し
打鍵音の対策デスクマットを敷くだけで打鍵音は小さくなる
うるさい原因打鍵音の多くは、キーの底を打つ音
おすすめのキーボード買い替えるなら「静音」と書かれたスイッチを選ぶ

見出しを上から読むだけで、記事の結論と流れがわかるようになりました。ここまでできたら、構成は完成です。

そのまま使える構成テンプレート3つ

ハウツー型、比較型、体験型の3つの構成テンプレートの図

記事のタイプごとに、使いやすい並び方はだいたい決まっています。まずは次の3つのどれかに当てはめてみてください。

やり方を教える記事(ハウツー型)

ハウツー型のテンプレート

  • 導入:悩みへの共感と、この記事で手に入ること
  • 〇〇とは(言葉の意味を短く)
  • 〇〇が大事な理由
  • 〇〇のやり方〇ステップ
  • よくある失敗と注意点
  • まとめ

「ブログ 書き方」「〇〇 やり方」のように、手順を知りたい人向け。この記事もこの形で作っています。

比べて選ぶ記事(比較型)

比較型のテンプレート

  • 導入:迷っている気持ちへの共感と、結論の先出し
  • 結論:〇〇な人にはA、△△な人にはB
  • 比べるポイント3つ
  • Aの特徴と向いている人
  • Bの特徴と向いている人
  • まとめ

「A B 比較」「〇〇 どっち」のように、選び方で迷っている人向け。結論を最初に書くのが大事です。迷っている人は、まず答えが知りたいからです。

体験を伝える記事(体験型)

体験型のテンプレート

  • 導入:やってみる前の悩みと、結果の先出し
  • やってみた結果
  • やる前に困っていたこと
  • 実際にやったこと
  • よかった点・いまいちだった点
  • こんな人にはおすすめ
  • まとめ

「〇〇 使ってみた」「〇〇 口コミ」のように、実際どうだったかを知りたい人向けです。

起承転結ではなく、結論を先に置く

知恵袋で「ブログの構成の作り方」を調べると、起承転結やPREP法がよく紹介されています。PREP法は「結論 → 理由 → 具体例 → 結論」の順に書く方法で、ブログととても相性がいいです。

一方で、起承転結はブログにはあまり向きません。結論が最後の「結」まで出てこないからです。

検索した人は答えを探している途中なので、物語のように最後まで読んでくれるとは限りません。記事全体でも、見出しの中でも、結論を先に置く。どのテンプレートも、この考え方でできています。

型にはめすぎると書けなくなる。テンプレートを崩していい3つの場面

答えが短く済む、体験談が主役、読者がすでに知っている、の3つの場面ではテンプレートを崩してよいことを示す図

テンプレートは便利ですが、全部の記事に無理に当てはめる必要はありません。型にはめようとしすぎると、かえって書けなくなることがあります。

たとえば、テンプレートに「〇〇とは」の見出しがあるからと、誰でも知っている言葉の説明を長々と書いてしまう。「注意点」の欄を埋めるために、たいして大事でもない注意を探してくる。こうなると、テンプレートのための記事になってしまいます。

次のような場面では、テンプレートを崩してかまいません。

場面1:答えが短く済む

「〇〇 何時まで」のように、答えが一言で済む検索もあります。そんなときに5つも6つも見出しを作ると、読者は答えを探し回ることになります。答えを最初に書いて、補足を1〜2個つけるくらいで十分です。

場面2:体験談が主役

自分の失敗談や、実際にやってみた話が一番の読みどころなら、その話を前に出します。テンプレートどおりに「〇〇とは」から始めると、一番読んでほしいところが後ろに埋もれてしまいます。

場面3:読者がすでに知っていることがある

前の記事を読んでいる人や、ある程度経験のある人に向けた記事なら、基本の説明はいりません。たとえばこの記事は、検索意図を調べ終えた人に向けているので、検索意図の説明は省いています。読者が知っていることは、思い切って削ります。

迷ったときは、検索意図の1文に戻ります。その見出しが1文に答えるのに必要なら残す。なくても答えられるなら外す。テンプレートより、この判断を優先してください。

書き始める前に確かめる構成チェックリスト

書き始める前に確かめる構成チェックリスト6項目の図

構成ができたら、本文を書き始める前に、次の項目を確かめます。ここで直せば、見出しを1行動かすだけで済みます。

  • 検索意図の1文が決まっているか
  • 見出しだけを上から読んで、結論と流れが通じるか
  • 読者が一番知りたいことが、前半にあるか
  • 見出しが、答えのわかる形になっているか
  • 検索意図の1文に関係のない見出しが入っていないか
  • テンプレートを埋めるためだけの見出しがないか

全部に✓がついたら、あとは見出しの下を順番に埋めていくだけです。書いている途中で「次に何を書こう」と迷うことは、かなり減るはずです。

まとめ:見出しを先に並べてから書き始める

ここまでの内容をまとめます。

  • 構成とは、見出しを読者が読む順番に並べた設計図
  • 書いたあとで順番を入れ替えても、つじつま合わせの手間が増えるだけ
  • 作り方は「検索意図を1文に → 上位記事の見出し → 読者の疑問 → 疑問が浮かぶ順に並べる → 結論の形に直す」の5ステップ
  • まずはハウツー型・比較型・体験型のテンプレートに当てはめる
  • 型に合わないときは、検索意図の1文を基準に崩していい

構成ができたら、次は記事の顔になるタイトルです。検索結果でクリックされるタイトルの付け方は、次の記事で解説します。【クリックされるタイトルの付け方の記事へのリンク】

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