ブログで稼ぐのって本当に難しいね
ブログで稼ぐやり方を知らなければ稼げなくて当然だよ
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)などの影響により「個人ブロガーはもう稼げない」という話を聞いたことはありますか?
確かに、E-E-A-Tパワーのある企業サイトや専門家が運営するサイトが検索上位に表示されやすくなったことで、個人サイトは稼ぎにくくなったのかもしれません。
しかし、ブログが稼ぎにくいと言われているのは今に始まった話でもありませんし、昔から一部の人しか稼げていませんよ。ブログで稼いでいる人達は今も変わらず稼げています。
「今の時代はこうやって稼ぐ!」的な小手先のテクニックに頼ったにわかブロガーが稼げなくなっただけの話です。Googleアルゴリズムのアップデートは時代の変化に対応するものですから、時代の変化に対応させるか、本質を追究してブログを運営していれば問題ありません。
今回紹介する方法はブログ初心者でも稼げるブログを作る方法です。小手先の技術ではなく本質を追究したブログの運営方法です。目新しいテクニックではありませんが、基本に忠実な方法こそ最強です。
一度お試しください。
超特化型ブログが最強の理由
どんなブログを目指せば良いのか、初めに結論からお話しします。
ブログというのは大きく分けて3種類あります。初心者は雑記型で運用してしまいがちですが、超特化型ブログが最強です。超特化型ブログは、ミニブログなんて言われたりもします。
ブログの種類 | 内容 | 想定記事数 | 例 |
---|---|---|---|
雑記型 | 話題が広い | 500以上 | 投資全般 |
特化型 | 特定のジャンルに特化 | 100以上 | FX全般 |
超特化型 | 特定の商品に特化 | 30以上 | XMのみ |
超特化型ブログは購入フェーズの顧客を対象にしている
超特化型ブログというのは、特定の商品の話題だけを扱った専門的なブログを指しています。
マーケティングの世界では、顧客のフェーズを次のように分けています。
- 認知(知っている程度)
- 興味/関心(詳しく知りたい)
- 行動(欲しい)
ブログで稼ぐということはセールスを行いますから、すぐ行動してくれる顧客を対象にセールスを行った方が成功率が高くなります。
認知している程度の人と興味を持っている人に説明するにしても、相手の興味のレベルによってアプローチ方法が変わってきますよね?
たとえば、❶認知レベルの人に対しては商品の概要や利便性を説明することになりますが、❷興味を持っている人にはベネフィットや価格、類似商品との差別化などが効果的です。❸行動を起こそうとしている人には割引や特典、サービス・サポートなどのアプローチが魅力になりますので、顧客のフェーズに応じてセールストークを切り替えるのが基本です。
具体的には、スマホケースどれが良いのかなぁとAmazonで眺めている場面を想像してみてください。商品をスクロールして眺めている段階では、チェックしているだけの状態ですから、まだこの時点で購入しようとは思いません。「高いなぁ・・・」「もっと良いのないかなぁ?」と思う程度です。
しかし、本気で買おう思うフェーズに移行すると、実際の使い勝手や耐久性などが知りたくなると思います。そのときには商品名や型番でググったりYoutubeやブログでユーザーの実体験を参考にしたりしますよね?
つまり、超特化型ブログは、最終フェーズの顧客を対象にしたブログだということです。
超特化型ブログはGoogleの理念にも合致する
Google が掲げる10の事実をご存じですか?その中でも特に重要な部分を、一部引用して紹介します。
Google が掲げる 10 の事実
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
https://about.google/philosophy/?hl=ja
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
Googleはユーザーファーストです。検索エンジンはユーザーの利便性を最優先で考えています。
超特化型ブログは一つの商品に特化した情報を発信しますので、ユーザーが知りたいことを整理することで、分かりやすくユーザーファーストなブログになります。
これはまさしく、ユーザーのためのブログと言えるでしょう。
また、一つの商品に特化することで専門性を高められます。専門性の高いコンテンツはE-E-A-Tにも合致してくるので、広い情報を扱うサイトよりもSEO高価を高めることが出来ます。
超特化型ブログでは具体的な悩みにアプローチ出来る
先ほど、顧客のフェーズが違えば知りたい情報が変わってくるとお話ししました。
顧客のフェーズが進むほど具体的な事が知りたくなります。
購入するかどうかを悩んでいるフェーズの顧客が知りたいことと言えば、たとえばお掃除ロボットのルンバの場合ですと、「自分の家でもちゃんと掃除してくれるのか?」というポイントが気になると思います。求めている結果が得られないのであれば買いませんからね。
- どれくらいの段差まで登ってくれるのか?厚さ5ミリのラグは登れるのか?
- 部屋の角のゴミはどれくらい残るのか?
- 机やいす、観葉植物など障害物が多くてもちゃんと掃除してくれるのか?
このような具体的な事は、購入する直前にならなければ考えないことです。もっと言うと、検索キーワードに「ルンバ ○○」と入れていますので、ルンバの使用感を知ろうとしていると言うことになります。
超特化型ブログではそのような情報をピンポイントで返すことが出来ます。
超特化型ブログでは情報が煩雑化しない
顧客は基本的に多くの情報を求めていません。読んだり聞いたりするのが面倒臭いですからね。知りたいことが知れればそれで満足なんです。「やっぱりそうか!」となるような情報が知りたくて調べていると言っても過言ではありません。
一つの悩みに対して深い回答が出来ればそれで十分で、横に広げる必要はありません。
たとえば、先ほど例に出したルンバの場合だと、「角のゴミをコードレス掃除機を使って掃除する」とかはまだ分かりますが、ホウキとかモップとか、ぞうきん掛けのメリットなどを説明することはナンセンスです。
横展開の情報は、顧客の迷いを生むだけですし、顧客が求めている情報以外の情報を与えることで迷いを生むだけです。
超特化型ブログは、深掘り型のブログですから情報が煩雑化することはありません。
知りたいことだけピンポイントで知れればそれでいいのです。
超特化型ブログのメリット
超特化型ブログの最大のメリットは少ない記事数で上位表示を狙えるという点です。
先ほども少しお話ししたように、EEATの影響でブログは専門性が求められるようになりました。権威性などは仕方ないとして、少なくとも専門性に関しては個人ブログでも対策することが可能です。
対策というと小手先のテクニックのように聞こえてしまうかも知れませんが、専門性の高いブログは以前より重要視されていましたから、本質的には今も昔も変わっていません。
また逆に、企業サイトや有識者のサイトが上位表示されてしまったことで、本来知りたかったレビュー的な記事が上位表示されなくなってしまい、検索ユーザーは「キーワード ○○ ブログ」と、ブログを追加して検索するケースが増えてきています。
このことから分かるように、ブログ名や記事タイトルに「ブログ」を付けることで、個人ブログでも超特化型なら十分戦っていけると言うことです。
記事作成の労力が少ない
雑記型ブログは幅広いテーマを扱いますので、専門性が低くなり大量の記事数が必要になりますので、検索エンジン対策としては非効率と言えます。特化型ブログも特定のジャンルに特化しているとは言え、特定のキーワードでは幅広いので、専門性が低くなります。
さらに、これらは大量の記事が必要になります。
対して、超特化型ブログは特定の商品に特化しているので、専門性が高い状態で運営することが出来ますし、30記事程度あれば十分上位表示することも可能です。高品質な記事の場合だと10記事程度でも上位表示させる事が可能です。
もちろんジャンルや商品の人気具合によって一概に最強とは言いにくいのですが、ある程度ニッチ(狭い市場)な商品、もしくは絞り込んだキーワードで勝負することでどうにでもなります。
少なくとも、ある商品を売る戦略を考えた場合に、雑記型や特化型よりも超特化型なら有利に展開することが可能です。
集中して作業ができる
ブログ運営において、迷いが最大の障壁になる場面がかなりあると思います。
たとえば、あの商品が売れているとか、最近話題のあれが気になる、SNSでこんなことやっている人が多い、などです。具体的には、AIでショート動画を作ってお金を稼ぐとか、もっと効率よく簡単に稼げる方法が魅力的に感じることも多いでしょう。
お金を稼げていないブログを運営していると、どうしても気移りしてしまいますよね。100記事書くとか大変ですしもの凄い時間がかかります。特化型ブログでも50記事以上書かなければいけませんので、雑記型に比べて楽とは言え、時間と労力がかかります。また、稼げていないことでそのやり方が正しいのか自問自答することもあるかと思います。
しかし、超特化型ブログは少ない記事数でブログ運営が可能です。30記事程度集中して作れば早い人だと一ヶ月もかからず作ることが可能です。他に気になることがあっても、一ヶ月程度集中して作業を続けることは十分可能ではないでしょうか?
それすらできない人は、多分何をやっても上手くいきません。
初心者でも自分の経験でブログが作れる
超特化型ブログのコンテンツは、基本的に自身の経験談がベースになりますので、リサーチなど特に必要ありません。
ブログで何が大変かというと、正しい情報を発信する事です。特に経験のないジャンルや使ったことのない商品をレビューする際には、綿密な調査が必要です。控えめに言っても楽しい作業とは言えません。
しかし、超特化型ブログは自分の経験談がベースですので、間違っているもクソもなく、自分が実際に使った感想を胸を張って書けばいいので記事作成がとても楽ちんです。頭の中の情報を文章に落とし込むだけですので、悩むこともなく会話するようにスラスラ書けてしまいます。
これはブログ本来の姿と言えます。
こうしなければいけない、これがただしい、これはダメ、とあれこれ考えるから難しく感じてしまうわけで、本能に従って面白おかしく書けばそれでいいんですよ。
求められている情報はそんなレベルです。
商品コードやミリ単位の製品情報なんて、公式サイトで確認出来ます。そんな情報はいらないんですよ。
「実際どうなん?」って話を読者は知りたいだけです。
まとめ
超特化型ブログは少ない記事数でも専門性を持たせて運用することで、高いSEO効果があります。
また、自信の経験談がコンテンツになりますし、実際の使用感などが求められていますことから、ブログ本来の活用方法に近いとも言えます。
なにより、思うままに文章を書けるのでシンプルに楽しいです。楽しくない作業は続けること自体が困難になります。楽しみながらブログを書いてお金が稼げれば最高じゃないですか?
一ヶ月か数ヶ月程度でブログを完成させることができるので、作業労力も少なく初心者でも簡単に作ることが可能です。
今現在、ブログでお金を稼げていない人は、この記事に書かれていることを試してみることをオススメします。
コメント